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2025.08.08

もう悩まない!ニキビ跡の種類と原因に合った最適な治療法とは

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この記事を読んでわかること

ニキビが治った後に残ってしまったニキビ跡の中には、自然に薄くなるものもある一方で、治療を受けなければ消えないものもあります。セルフケアでなかなか消えないニキビ跡は、美容クリニックでの治療を検討しましょう。ただし、美容クリニックでのニキビ跡の治療法は複数あるため、ニキビ跡の症状に合わせて適切なものを選ぶことが重要です。

本記事では、ニキビ跡の種類の違いや、それぞれの種類別に代表的な治療方法を詳しく解説します。ニキビ跡にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

ニキビ跡が残る理由とは?

ニキビ跡が残る理由は炎症が長引いたり悪化したりすることで肌がダメージを負ってしまうためです。本来、肌には傷を修復する力があるものの、ダメージが大きいと完全に修復できずに跡が残ることがあります。

ニキビ跡の種類は5つある(赤み・茶色・凹み・しこり・ケロイド)

ニキビ跡は症状によって以下の5種類に分けられます。

赤み ニキビの跡が赤いポツポツとなって残っている状態です。時間とともに薄くなる傾向があるものの、なかなか消えない場合は治療が必要です。
茶色 茶色いシミのように見えるニキビ跡で、炎症により多くのメラニン色素が作られたことが原因でできます。
凹み 肌の一部がへこんだように見えるニキビ跡です。ニキビのダメージが肌の奥の真皮層まで及んだことが原因です。
しこり 炎症が治まった後、皮膚が真皮層を修復しようと細胞を作りすぎてしまうことでニキビ跡が盛り上がったように見えます。
ケロイド 皮膚の一部が赤くなり硬く盛り上がっていることをケロイドといいます。体質によってニキビ跡がケロイドになることがあります。

ニキビを潰す・放置することで悪化する理由

ニキビを潰して早く治そうと考える方がいますが、症状を悪化させてニキビ跡が残る原因となるおそれがあるため避けましょう。ニキビに触れることで、手指から雑菌が入ってしまうことが症状を悪化させる理由の一つです。また、潰すことで肌が傷つき、ニキビ跡の残りやすいクレーター状のニキビになってしまうこともあります。

一方で、何もせずにニキビを放置することもおすすめできません。早めに対処しないことで症状が悪化すれば、ニキビ跡が残る可能性は高くなるでしょう。

セルフケアでは限界があるニキビ跡改善

赤や茶色のニキビ跡は丁寧なスキンケアによって肌のターンオーバーを促すことで、目立たなくできる場合もあります。しかし、セルフケアでできることには限界があることを押さえておきましょう。特に凹みやしこり、ケロイドのニキビ跡は肌の奥にある真皮層へ働きかける治療が必要なため、セルフケアでの改善は難しいといえます。

症状別に見る!ニキビ跡の治療法

症状別に見る!ニキビ跡の治療法

美容クリニックで行われるニキビ跡の治療にはさまざまな種類があるため、症状によって使い分ける必要があります。ここでは、症状別に代表的な治療法を紹介します。

赤みが残るタイプ|LED治療・イオン導入・Vビームレーザー

赤みが残るタイプのニキビ跡には、肌のターンオーバーを促進するLED治療・イオン導入・Vビームレーザーが向いています。特にLED治療・イオン導入はダウンタイムがないため、取り組みやすいのがメリットです。

一方、Vビームレーザーは施術後のダウンタイムが必要ですが、なかなか消えないニキビ跡にも効果が期待できる治療法です。なお、いずれの治療法であってもニキビ跡の症状によっては複数回の施術が必要になります。

茶色く色素沈着するタイプ|ビタミンC導入・メソフェイシャル・ピーリング

色素沈着するタイプのニキビ跡に対し、美容クリニックではビタミンC導入やメソフェイシャル、ピーリングなどを行うのが一般的です。これらはニキビ跡が茶色く見える原因であるメラニンを排出したり、薄くしたりする治療法です。

中でもメソフェイシャルはビタミンC以外の有効成分や肌の再生・修復を促す成分などを肌の深部まで導入できるため、色素沈着によるニキビ跡に特に効果があると考えられています。

凹み・クレーターができるタイプ|ダーマペン4×ベネブ・フラクショナルレーザー

凹み・クレーターができるタイプのニキビ跡の治療では、真皮の再生を促すためダーマペン4×ベネブもしくはフラクショナルレーザーを選ぶのが一般的です。この2つは肌に小さな傷をつけることで自ら再生しようとする力を引き出す治療法ですが、仕組みが異なります。

ダーマペン4×ベネブでは超極細の針によって肌に細かい穴を作り、傷を治す力でニキビ跡を治します。一方、フラクショナルレーザーは肌の深部に熱エネルギーを与え、新しい皮膚の再生を促す治療法です。

しこりやケロイドタイプ|専用注射による治療と診察の重要性

しこりやケロイドはニキビによってダメージを受けた肌が再生しようとして細胞を作りすぎてしまうことが原因です。そのため、組織の増殖を抑制する専用の薬剤を注射する治療が選択肢となります。

ただし、専用注射による治療の場合は注入部位に萎縮や血管拡張といった副作用が起きることもあるため、治療前後の丁寧な診察が欠かせません。また、効果を実感できるまで複数回の治療を行うことが前提となります。

ダウンタイム別に選ぶ治療メニューの特徴

美容クリニックで行われる治療の中には施術後に赤みや腫れ、痛みなどが現れるものがあり、これらの症状が消えるまでの期間をダウンタイムと呼びます。

ダウンタイムのない治療は手軽に受けられる一方で、ニキビ跡の種類によってはダウンタイムのある治療法が適していることもあるため、美容クリニックで相談しながら選ぶとよいでしょう。

ダウンタイムなし|肌質改善・赤みケアにおすすめの治療法

イオン導入やメソフェイシャル、ビタミンC導入などはダウンタイムのない治療法です。これらの治療法は肌質を改善してニキビができにくくしたい方や、比較的最近できた赤みのあるニキビ跡を治療したい方などにおすすめです。

また、施術後すぐに通常通りの生活を送れるため、仕事などで人前に出る機会の多い方や治療を受けていることを知られたくない方も受けやすい治療法でもあります。

ダウンタイムあり|クレーターなど重度のニキビ跡向けの治療

クレーター状になっていたり、半年以上赤みが消えなかったりするニキビ跡には、ダーマペン4×ベネブやフラクショナルレーザー、Vビームレーザーといった治療法が向いています。これらの治療法は効果が高い一方で肌へのダメージが大きいため、ダウンタイムが必要です。

ダウンタイムの長さは治療法や一人ひとりの肌の状態によっても異なりますが、1~2週間程度が一般的です。ダウンタイムの長さや期間中の過ごし方などの詳細は施術前によく確認しておきましょう。

自宅ケアと組み合わせることで治療効果を最大化

美容クリニックでの治療に加えて、自宅ケアにも取り組むことでニキビ跡の治療効果を高められます。

特に以下の3点に注意するとよいでしょう。

  • 紫外線対策
  • ニキビ跡を摩擦や刺激から守る
  • 肌の保湿

紫外線はニキビの症状を悪化させたり、色素沈着を引き起こすメラニンの生成を促したりするため、しっかりと対策することが大切です。また、ニキビ跡への摩擦や刺激が肌状態の悪化につながることもあります。

洗顔の際も優しく泡立てることを意識し、こすらないようにしましょう。さらにニキビ跡の治療効果を高めるには、保湿により乾燥を防ぐことも重要です。

ニキビ跡治療の注意点とよくある誤解

ニキビ跡治療の注意点とよくある誤解

ニキビ跡をしっかりと治療するには美容クリニックを利用するのがおすすめです。ただし、美容クリニックでの治療について誤解されやすい点があることには注意が必要です。特に初めて美容クリニックを利用する方が確認しておきたいポイントを紹介します。

「すぐに消える」は誤解。治療には時間が必要

自宅などで行うセルフケアと比較すると、美容クリニックでのニキビ跡治療は高い効果が期待できます。しかし、残念ながら1度治療を受けただけでニキビ跡が「すぐに消える」わけではありません。

ニキビ跡の症状の程度にもよりますが、基本的には2週間に1度や1か月に1度といったペースで複数回治療を受ける必要があります。効果を実感できるまである程度の時間がかかることを理解したうえで治療を始めましょう。

肌状態によっては施術NGになることも

美容クリニックでは、ニキビ跡の種類に応じて適切な治療法を提供しています。しかし、患者様の肌状態によっては治療によって十分な効果が得られなかったり、かえって症状が悪化したりすることを防ぐため施術NGになることもあります。

たとえば炎症が強い場合は、まず炎症を鎮める治療を勧められることが多いでしょう。肌状態が改善すればニキビ跡の治療が開始できるようになることもあるため、気になる方はまず医師へ相談してみてください。

事前カウンセリングで確認すべきポイントとは?

ニキビ跡の治療を始める際は、施術前に丁寧なカウンセリングが受けられるところを選びましょう。不安なことやわからないこと、注意すべきことなどを確認しておくことで安心して治療が受けられるだけでなく、治療の効果が高まることも期待できます。

カウンセリングで確認しておきたいポイントは以下の通りです。

  • 治療法の種類
  • 治療回数や期間、通院頻度
  • 日常生活での注意点
  • ダウンタイムの有無
  • ダウンタイムがある場合は、期間中の過ごし方など

東岡崎美容クリニックのニキビ跡治療メニュー

ニキビ跡の治療では症状に応じた適切な治療法を選ぶことが大切です。ここでは、東岡崎美容クリニックでニキビ跡を治療する際に受けられる治療メニューや施術までの流れなどを紹介します。

豊富な治療法から選べるオーダーメイド施術

東岡崎美容クリニックではピコフラクショナルやダーマペン、美肌注射などニキビ跡に有効な治療法を豊富に用意しています。自分のニキビ跡にどのような治療法が向いているのかわからない方も、まずはご相談ください。一人ひとりのニキビ跡の症状や状態に合わせて、最適な治療メニューをオーダーメイドで提供できます。

肌診断に基づいた段階的アプローチ

東岡崎美容クリニックでは肌診断に基づく段階的アプローチにより、高い治療効果を目指しています。カウンセリングで患者さまのお悩みをヒアリングした後、医師が直接肌の状態を確認することでより適切な治療法を提案します。

場合によってはメイクを落としていただくこともありますが、より正確に肌の状態を知るために必要ですのでぜひご協力ください。また、自宅ケアで治療効果を高める各種ドクターズコスメも取り扱っています。

初回カウンセリングと施術の流れ

初めて東岡崎美容クリニックへ来ていただく方には、丁寧な初回カウンセリングを実施しています。カウンセリングや肌状態のチェックを通して、医師から最適な施術を提案いたします。プライバシーが守られる完全個室のカウンセリングルームをご用意していますので、安心してお悩みや不安なことなどをお気軽にご相談ください。

施術内容に納得いただけましたら、経験豊富な医師または看護師が施術を行います。なお、患者さまが安心して施術を受けられるよう、アフターケアを充実させていることも東岡崎美容クリニックの特徴です。気になる点があればLINEや電話などでお問い合わせください。

まとめ

ニキビ跡にはさまざまな種類があるため、症状に応じて適切な治療法を選択することが大切です。カウンセリングを通して最適な治療法を提案してくれることや、治療の選択肢が豊富であることがクリニック選びのポイントといえるでしょう。

豊富な治療法を提供する東岡崎美容クリニックでは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供できます。ニキビ跡でお悩みの方はぜひお気軽に東岡崎美容クリニックへご相談ください。

監修医情報

柴田祐梨英 医師

柴田 祐梨英

浜松医科大学卒業
磐田市立総合病院
島田市立総合医療センター 形成外科
大手美容外科 豊橋院院長

【所属学会・資格】
日本形成外科学会(JSAPS)正会員
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医

柴田滉平 医師

柴田 滉平

浜松医科大学卒業
掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター
品川美容外科 名古屋院部長
ガーデンクリニック 名古屋院 院長 脂肪吸引・注入技術特別指導医

【所属学会・資格】
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
ベイザー認定医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医

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