オリジオは「切らないたるみ治療」として人気ですが、デメリットはないのでしょうか?「効果がない」「後悔した」といった声を見かけると、不安になりますよね。この記事では、オリジオの施術を受ける前に知っておくべきデメリットや、デメリットを回避するための方法を、美容医療の専門家の視点から詳しく解説します。
オリジオは優れた治療法ですが、他の医療機器と同様にメリットだけでなくデメリットも存在します。それらを正しく理解することで、後悔のない施術につながります。

監修:柴田 祐梨英(「東岡崎美容クリニック」院長)紹介![]() |
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| プロフィール | 東岡崎美容クリニック 院長 柴田 祐梨英医師 形成外科医の経歴を経て大手美容外科へ入職。 目元系の施術や小顔治療、女性特有の悩みである婦人科形成施術も得意とする。 大手美容外科での婦人科形成やバスト症例の執刀数は、東海エリアの女性医師でトップレベルの実績をもつ。 女性ならではの親身なカウンセリングと形成外科の経験に基づく高い技術力により、大手美容外科院長を務めた際には遠方からの多数の指名を受け、特に女性の患者様からの高い指名リピート率を誇る。 |
| 所属・資格等 (一部) |
日本形成外科学会(JSAPS)正会員 日本美容外科学会(JSAS) 正会員 美容皮膚科学会 正会員 ボトックスビスタ® 認定資格医 ジュビダームビスタ® 認定資格医 ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医 |
| SNS | インスタグラム |
※より多くの患者様に自身に合った美容医療を受けていただくために、地域問わず全国の医院を紹介しています
オリジオの主なデメリット
オリジオには主に以下の3つのデメリットが挙げられます。
- 効果の持続が永続的ではない
- たるみの状態によっては効果が限定的
- ごく稀に副作用のリスクがある
効果の持続が永続的ではない
オリジオは、熱エネルギーによってコラーゲンやエラスチンの生成を促進しますが、その効果は半永久的なものではありません。加齢とともにコラーゲンは再び減少するため、効果を持続させるには約6〜12ヶ月ごとの定期的な施術が推奨されます。
そのため、一度の施術で劇的な変化を期待する方や、長期的な効果を望む方にはデメリットに感じるかもしれません。
たるみの状態によっては効果が限定的
オリジオは真皮層に熱エネルギーを加えて「引き締め」や「ハリ」を出す治療を得意とします。
一方、顔の土台であるSMAS筋膜の緩みが原因の重度のたるみや、脂肪の量が多い方には、ハイフ(HIFU)や糸リフトなどの他の施術の方が適している場合があります。
この場合、オリジオだけでは満足のいく効果が得られない可能性があります。
ごく稀に副作用のリスクがある
痛みやダウンタイムが少ないオリジオですが、施術者の技術や機器の設定によっては、ごく稀に火傷や水ぶくれといった副作用のリスクも報告されています。
これらのリスクを避けるためには、信頼できるクリニック選びが不可欠です。
デメリットを回避するためのポイント
オリジオのデメリットを理解した上で、これらの問題を回避し、満足のいく結果を得るためのポイントを解説します。
カウンセリングで正直に悩みを伝える
カウンセリングでは、正直にいまの自分の肌やフェイスラインなどの悩みを伝えるようにしてください。

定期的なメンテナンスを計画する
オリジオの効果は永続的ではありませんが、定期的に施術を受けることで効果を持続させることができます。クリニックの料金プランを確認し、長期的な治療計画を立てることで、効果が切れてしまうことによる後悔を避けられます。
信頼できるクリニックを選ぶ
デメリットである火傷のリスクを最小限に抑えるには、経験豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶことが最も重要です。また、カウンセリングの質が高く、施術前にリスクやデメリットについても丁寧に説明してくれるクリニックを選びましょう。
まとめ:デメリットを理解して賢くオリジオを選ぼう
オリジオは「効果が永続的ではない」「重度のたるみには不向き」といったデメリットがありますが、これらは施術の特性を理解し、適切な計画を立てることで回避できます。
あなたの悩みに本当に合った治療法を見つけるためには、まず専門医に相談することが大切です。
オリジオの基本情報やクリニック選びのポイントについては、こちらの記事「東京のオリジオが安いおすすめクリニック」「大阪でオリジオxが安いおすすめクリニック」でさらに詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。


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