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2025.06.02

低用量ピルのメリットは避妊以外に何がある?【医師解説】卵巣がん・子宮体がん予防効果と美容効果

低用量ピルのメリットは避妊以外に何がある?【医師解説】卵巣がん・子宮体がん予防効果と美容効果アイキャッチ

ピルは「未来の健康」への投資

低用量ピルは、単なる避妊薬や生理痛の治療薬という枠を超え、女性の心と体の健康を長期的にサポートする、頼もしい存在です 。毎日の服用が欠かせないピルですが、その継続的な服用が、将来の重大な病気のリスクを低減し、日々の生活の質(QOL)を劇的に向上させる様々なメリットをもたらします。

このコラムでは、婦人科形成や美容医療に深い知見を持つ柴田祐梨英医師が、ピルが持つ避妊以外の多岐にわたるメリットを詳細に解説します。ピルを「未来の健康への投資」として捉え直し、継続のモチベーションを高めていきましょう

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この記事で解決できること
  • 低用量ピルが発症リスクを低下させる具体的ながんの種類
  • 生理痛やPMSが緩和されるメカニズムと効果実感までの期間
  • 形成外科医の視点から見たニキビ・多毛症改善以外の美容メリット
  • 貧血の改善や生理日移動など、QOLを高める日常的なメリット
監修:柴田 祐梨英(「東岡崎美容クリニック」院長)紹介
東岡崎美容クリニック院長柴田祐梨英
プロフィール 東岡崎美容クリニック
院長 柴田 祐梨英医師

形成外科医の経歴を経て大手美容外科へ入職。

目元系の施術や小顔治療、女性特有の悩みである婦人科形成施術も得意とする。

大手美容外科での婦人科形成やバスト症例の執刀数は、東海エリアの女性医師でトップレベルの実績をもつ。

女性ならではの親身なカウンセリングと形成外科の経験に基づく高い技術力により、大手美容外科院長を務めた際には遠方からの多数の指名を受け、特に女性の患者様からの高い指名リピート率を誇る。

所属・資格等
(一部)
日本形成外科学会(JSAPS)正会員
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
美容皮膚科学会 正会員
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医
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※本記事で紹介しているクリニックまたは商品等にはPRを含みます
※本記事は、女性ならではの親身なカウンセリングを行う柴田祐梨英医師の監修のもと、低用量ピルに関する専門的な知見を解説しています
※より多くの患者様に自身に合った美容医療を受けていただくために、地域問わず全国の医院を紹介しています

長期的な服用がもたらす「がん予防」効果

ピルの服用が、特定の女性特有のがんの発症リスクを低下させることは、複数の研究で医学的に証明されている、最も重要な長期メリットの一つです。

発症リスクが低減する3つのがん

ピルを長期的に服用するほど、予防効果が高まり、服用中止後もその効果が10年以上持続するとされています。

予防に繋がるがん
  • 卵巣がん: ピルは排卵を抑制するため、排卵に伴う卵巣への負担(上皮の損傷と修復)を減らし、発症リスクを約30%以上低減します。
  • 子宮体がん: ピルに含まれる黄体ホルモン(プロゲスチン)が、子宮内膜の過度な増殖を抑えるため、発症リスクを約40%以上低減します。
  • 大腸がん: 大腸がんのリスクも低減することが報告されています。
【リスクの透明性】
一方、乳がんや子宮頸がんは長期服用でわずかにリスクが上昇する可能性も指摘されていますが、これらのリスクは定期的な検診(子宮頸がん検診など)によって早期発見・予防が可能なため、過度に恐れる必要はありません。

日常のQOLを劇的に高めるメリット

毎月の生活の「しんどい」を軽減し、女性の活動的な毎日をサポートする効果もピルの大きな魅力です 。

▼ピルで軽減できるしんどいこと

※→ → → スクロールできます → → →

メリット 効果のメカニズム 効果実感までの期間
生理痛(月経困難症)の緩和 子宮内膜の増殖を抑え、痛みの原因物質(プロスタグランジン)の生成を抑制します。 約1ヶ月(服用開始後、最初の生理から緩和を実感する方も)。
PMS(月経前症候群)の改善 ホルモンバランスを一定に保つため、月経前の急激なホルモン変動がなくなり、イライラや頭痛、むくみなどの心身の不調を緩和します。 約1ヶ月〜3ヶ月。
経血量の減少・貧血改善 子宮内膜が厚くならないため、経血量が減少し、過多月経による貧血症状の改善にもつながります。 継続的な服用が必要。
生理周期の安定・調整 決まったタイミングで生理(消退出血)が来るため、予定が立てやすくなります。旅行や大切なイベントに合わせて生理日を移動することも可能です。 服用開始直後から周期は安定します。

【形成外科医の視点】ピルがもたらす美容メリット

美容医療を専門とする柴田医師の視点から見ると、ピルは肌トラブルの改善に留まらない、美容面での付加価値を持っています。

柴田祐梨英医師からのコメント
ニキビや多毛症(ムダ毛)の改善は、第3世代ピルがアンドロゲン作用を抑えることで得られる直接的なメリットです。これに加えて、ピルによってホルモンバランスが安定すると、肌のバリア機能が整いやすくなり、肌が荒れにくい、安定した状態を保てるようになります。肌のハリやツヤ、髪のベタつきが改善されたと感じる方も多く、これはホルモンの安定化と、エストロゲンによるコラーゲン生成のサポートが関係している可能性があります。ピルは、美容医療の効果を底上げする「土台作り」としても最適だと考えています。

まとめ:あなたのライフスタイルをデザインする

低用量ピルは、あなたの心と体の不調をコントロールし、将来のリスクに備えるための強力なツールです。避妊目的だけで服用を始める場合でも、生理痛の緩和やがん予防といった「避妊以外のメリット」を理解することで、毎日の服用が前向きな習慣へと変わるでしょう。

→ 【まずは相談から!】 どのピルが自分に合うか、美容の悩みも相談できる【低用量ピルオンラインおすすめ10選!総額費用・安全性・美容視点で徹底比較】をチェック!

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