2024.08.09
サブシジョン
サブシジョン(Subcision)は、主にニキビ跡やくぼんだ傷跡の改善を目的とした施術です。
サブシジョンは、皮膚下の組織と凹みの原因となっている癒着部分を切り離す治療法です。
皮膚の下に「マイクロカニューレ」と呼ばれる先端が丸く加工された針を挿入し、くぼみを作っている原因の皮下組織の癒着を解除します。これにより、肌が持ち上がり、凹凸の改善が期待されます。特に、ローリング型のニキビ跡や萎縮性の傷跡に効果的です。
また、当院では切り離した癒着部分やクレーターの底面にヒアルロン酸の注入を同時に行っており、再癒着の予防や肌の持ち上がりの効果UPが期待できます。
サブシジョンのメリット
- 自然な肌の改善:体が自然にコラーゲンを生成するため、肌の凹みが徐々に改善されます。
- 即効性:効果が早く実感でき、肌の凹みが少しずつ持ち上がります。
- 持続的な改善:コラーゲン生成が促進されるため、効果が長期間持続しやすいです。
- 他の治療と併用可能:サブシジョンは、レーザー治療やピーリング、ダーマペンなどの他の美容施術と併用することで、さらに効果を高めることができます。
サブシジョンのデメリットとリスク
- 内出血や腫れ:皮膚下の組織を切り離すため、治療後に内出血や腫れが生じることがあります。数日から1週間程度で改善される場合がほとんどですが、個人差があります。
- 痛み:施術中や術後に痛みを感じることがあります。麻酔を使用することで痛みは軽減できますが、多少の違和感が残ることがあります。
- 感染リスク:針を使用するため、感染のリスクがわずかにあります。患部の状態によりご不安な場合はご相談ください。
- 効果に個人差がある:ニキビ跡の種類や肌の状態によって効果には個人差がございます。
サブシジョンの施術後のケア
- ダウンタイムの管理:内出血や腫れが引くまでの間は、安静にお過ごしいただき、特に針穴があいている術直後から24時間程度は肌を必要以上に触らない衛生管理が重要です。
- 肌の保湿と保護:術後の肌はデリケートになるため、保湿を十分に行い、外出時は紫外線対策を徹底します。
- 刺激を避ける:摩擦や強いスキンケア製品の使用は避け、肌に優しいケアを心がけましょう。
お問い合わせ・ご予約
サブシジョンについての詳しい情報や、施術のご予約は当院までお気軽にご相談ください。
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