
日本国内で多く認識されている避妊方法といえば、低用量ピルやコンドームが一般的ですが、世界ではより持続的で管理が簡単な方法として「避妊インプラント」が広く普及しています。
その代表がインプラノン(Implanon/後継製品名:ネクスプラノン)です。
東岡崎美容クリニックでは、この「インプラノン」の挿入、または抜去処置の取り扱いを開始する予定です。(目安:2025年9月下旬~10月頃)
日本ではまだ限られた施設のみで扱われていますが、世界では100か国以上で使用されており、WHOをはじめとした国際機関が有効性と安全性を認めています。
インプラノンの基本情報
- 形状:直径約2mm、長さ4cmほどのやわらかいプラスチック製スティック
- 有効成分:エトノゲストレル(黄体ホルモンの一種)
- 持続効果:最大3年間
- 避妊効果:99%以上(正しく装着されていた場合)
インプラノンは、上腕(二の腕)の皮下に医師が局所麻酔後に専用の機械で埋め込むことで、体内に微量のホルモンを持続的に放出し、排卵を抑制します。

局所麻酔による施術なので最短10分程度で終了します。
ミレーナの挿入などよりも痛みが少なく、施術自体や麻酔による体への負担の軽減が可能です。
メリット
- 飲み忘れがない:一度装着すれば3年間効果が持続
- 高い避妊効果:ほぼピルと同等かそれ以上
- エストロゲン非含有:血栓症リスクが低い
- 月経困難症や月経過多の改善効果
- 妊娠したいときにいつでも元に戻せる:抜去後1〜4週間で排卵再開するケースが多い
注意点・副作用
- 不正出血(初期に多いが、数カ月で落ち着く場合が多い 1割程度の方は茶色いおりものが続くことがある)
- 装着・抜去時に小さな切開キズ+内出血の可能性がある
- ニキビ、体重増加、頭痛、気分変動などのホルモンによる影響
- 性感染症の予防効果はない
- 保険適用外(自費診療)
料金
- 料金については現在最終調整中です。最新情報をお待ちください。
まとめ
インプラノンは、日々の管理を省きたい方や、長期間の避妊を希望する方により良い選択肢となり得る方法です。
当クリニックは医療機関ですので安全・清潔なインプラント挿入が可能です。
ぜひ一度ご相談ください。