院長ブログ

Blog
2024.08.09

二の腕、お腹、太ももの脂肪吸引

身体の脂肪吸引

身体の脂肪吸引は、特定の部位から余分な脂肪を取り除くことで、理想的なボディラインを整えることを目指す施術です。
当院では年間数百件にわたって全身脂肪吸引をこなす、柴田滉平副院長が責任をもってカウンセリングから施術まで担当いたします。
ここでは、脂肪吸引の施術可能部位、基本的な施術方法、リスク、ダウンタイムについて詳しくご紹介します。


脂肪吸引の施術可能部位

当院ではお顔、顎下の脂肪吸引はもちろん、体の各部位の脂肪吸引まで幅広く対応可能です。

二の腕、肩、背中、お腹、お尻、太もも、ふくらはぎ、足首まで脂肪吸引することができ、さらに取ってきた脂肪をバストに注入する、「脂肪豊胸」を組み合わせることでさらに理想的なボディラインの形成が可能になります。

脂肪吸引の施術方法

脂肪吸引は、以下のような流れで行われます。

  1. デザイン、マーキング
    患者様とご希望(カリカリになりたい、自然にシュッとしたい、など)を擦り合わせながら、最終的なイメージ、解剖的に吸引してはいけない部位などを含めて皮膚に直接マーキングしていきます。
  2. 麻酔
    点滴から静脈麻酔薬を投与します。
    これにより術中は寝てしまうため、施術の記憶や痛みは覚えていない状態で施術を受けていただくことができます。
    当院では全身麻酔に使用することもできる麻酔器を完備しています。
    また、麻酔量を医師が適切に管理し、トラブルの可能性を最小限に抑えながら安全な施術を行っています。
  3. 小さな切開を作成
    施術部位に局所麻酔をした後に数ミリ程度の小さな切開を加え、そこからカニューレと呼ばれる細い管を挿入します。
    この切開は目立たない部分に作られることが多く、傷跡が残りにくいように工夫しています。
    また、当院では専用の道具を使用し傷口が挫滅しないように保護した状態で吸引していきます。
  4. チュメセント液(麻酔液)の注入、フェザリング(脂肪を柔らかくほぐす)
    脂肪層にチュメセント液を注入することで、吸引の痛みを抑える麻酔液が全体に広がり、また皮下脂肪を柔らかくほぐす(フェザリング)ことができます。ここの作業が最終的な脂肪吸引量を左右するといっても過言ではないほど、大事な作業です。
  5. カニューレで脂肪を吸引
    皮膚を傷つけないよう吸引部に保護用の特殊な器具を取り付けた後、カニューレを動かして、脂肪を少しずつ吸引します。
    脂肪を均等に吸引するために、吸引量を適宜確認しながら希望する部位の脂肪を整えるように施術します。全体のバランスを見ながら、彫刻を削り出すように理想のボディラインに向けて脂肪を吸っていきます。
  6. 切開部を閉じる
    脂肪吸引が完了した後は、切開部を閉じ、消毒や圧迫着の装着などが行われます。
    圧迫着は、施術後の腫れやダウンタイム、最終的な仕上がりにも影響するため、一定期間しっかりと着用をお願いしております。

リスクと注意点

脂肪吸引にはいくつかのリスクが伴います。以下に、施術前に知っておくべき主なリスクをまとめました。

  1. 腫れや内出血
    施術後は腫れや内出血がおこり、改善までおおむね2週間程度かかることがあります。
    適切な圧迫着の装着や術後の安静など、ダウンタイムを最小限に抑える行動を心がけることが大切です。
  2. 皮膚の凹凸やたるみ
    特に皮膚の弾力が少ない場合、施術後に凹凸やたるみが生じることがあります。皮膚の状態や脂肪量に合わせて適切な施術方法、吸引量を決めていきます。
  3. 麻酔リスクと感染症
    稀に麻酔に対するアレルギー反応や術後感染症が発生することがあります。
    クリニックでは安全対策を徹底していますが、合併症の一つとして可能性はあります。患部の熱感、強い痛みや腫れなどの症状が見られた場合はすぐに治療に入らせていただきます。術後のケアもお任せください。

術後経過

脂肪吸引後のダウンタイムや経過について、一般的な流れは以下の通りです。

  1. 施術当日〜2週間
    術後は腫れが強く出ることが多く、2.3日ころがピークとなります。その後徐々に改善傾向となっていきます。
    また吸引部の痛みも術後1週間程度は感じることが多いですが、必ず痛み止めをお渡しいたしますので、適宜お使いいただけます。
    圧迫着を着用し、激しい運動を避け、安静に過ごしてください。1週間後に傷口の抜糸を致します。
  2. 2〜4週間後
    腫れが徐々に引き、内出血の跡も薄くなってきます。日常生活に支障はありませんが、施術箇所を保護するため、適度な休息を続けましょう。
    このころから「拘縮」といって脂肪吸引した周りの組織が修復機構により固くなる症状が見られます。
    お痛みを感じない程度にマッサージなどしていただくとより効果的です。
  3. 3〜6ヶ月後
    拘縮が徐々に改善し、完成に近づく時期です。この間も時間経過とともにすっきりとした変化があります。
    脂肪吸引は概ね半年~1年で完成となります。

脂肪吸引を検討される方へ

脂肪吸引は、理想の体型に近づくための有効な手段ですが、施術方法やリスク、ダウンタイムについてしっかり理解することが大切です。当院では、経験豊富な医師がカウンセリングを通じて適切な方法を提案し、患者様が安心して施術を受けられるようサポートしています。興味のある方はぜひご相談ください。

ご予約はこちらから!

 

 

おかげさまで開院4か月で50症例もの身体(二の腕、お腹、太もも)の脂肪吸引を任せて頂きました。

今後も一人一人全力で向き合っていきます。

副院長 柴田滉平

記事一覧

New Post

最新記事


Contact

予約フォーム、公式LINEからは24時間いつでもご予約を承っています。電話でのご予約やお問い合わせは診療時間内にお願いします。診療時間は午前10時から午後7時で定休日は設けておらず、土日祝日も開院しています。

※不定期で休診の場合がありますので予約フォーム、または公式インスタグラムよりご確認ください。
予約枠に空きがあれば、カウンセリングと施術を同日にご案内できる場合があります。当日のご予約も承っておりますので、予約フォームよりご確認ください。